「実家をそのままにしているけれど、特に困っていない」——そんな方こそ要注意です。空き家を放置すると、固定資産税の負担が増えたり、建物の傷みが進んだりと、思わぬリスクが待っています。今回は空き家の放置リスクと解決策を、わかりやすくご紹介します。
空き家を放置すると何が起こるのか
ご両親が施設に入られたり、相続で空き家を引き継いだりして、しばらく手つかずのままになっているお家はありませんか。人が住まなくなった家は、実は驚くほど早く傷んでいきます。
換気がされないことで湿気がこもり、カビや木材の腐食が進みます。雨漏りに気づかず放置すれば、屋根や柱がダメージを受け、修繕費が数百万円にのぼることも珍しくありません。また、庭の草木が伸び放題になったり、郵便物がたまったりすると、「人がいない家」と一目でわかり、空き巣や不法投棄の標的になりやすくなります。
特に札幌市南区・澄川エリアのような積雪の多い地域では、冬の雪の重みが空き家に大きな負担をかけます。誰も雪下ろしをしない家は、カーポートや屋根が破損したり、最悪の場合は倒壊の危険につながることもあるのです。
固定資産税が最大6倍に?「特定空家」の落とし穴
空き家の放置で見逃せないのが、固定資産税の問題です。固定資産税とは、土地や建物を所有している方が毎年支払う税金のことです。
実は、住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」という制度があり、固定資産税が最大で6分の1に軽減されています。つまり、建物があることで税金が安く抑えられているのです。
ところが、管理されずに危険な状態になった空き家は、行政から「特定空家」に指定されることがあります。特定空家に指定され、改善の勧告を受けると、この軽減措置が外れてしまい、固定資産税が実質的に最大6倍にはね上がる可能性があるのです。「そのままにしておくほうが得」と思っていたら、逆に大きな負担が増えてしまうことになりかねません。
空き家問題の解決策は「早めの決断」がカギ
では、どうすればよいのでしょうか。空き家の解決策は大きく分けて次のようなものがあります。
- 売却する:管理の手間や税金の負担から解放され、まとまった資金を得られます。
- 賃貸に出す:家を活かしながら、家賃収入を得ることができます。
- 解体して土地活用する:駐車場などに転用し、土地を有効に使えます。
- 定期的に管理する:将来使う予定があるなら、換気や除雪などの管理を続けます。
大切なのは、傷みが進む前、税負担が増える前に「早めに決断する」ことです。空き家は時間が経つほど価値が下がり、選択肢も狭まってしまいます。ご家族で「どうするか」を話し合う時間を、ぜひ早めに持っていただきたいと思います。
介護と不動産、両方の悩みをまとめてサポート
「親が施設に入ることになったが、実家をどうしよう」——こうしたお悩みは、介護と不動産が重なり合う、とても複雑な問題です。当社SMILIAの代表・髙嶋裕紀は、介護施設の経営も行っており、介護と不動産の両面からワンストップでご相談いただけるのが強みです。
「施設探しと空き家の売却を同時に考えたい」「税金のことも含めて相談したい」といったお声に、地域に根ざした立場で丁寧にお応えします。澄川エリアの相場や地域事情にも精通しておりますので、安心してお任せください。
まとめ
空き家を放置すると、建物の劣化・防犯上のリスク・そして固定資産税の増加といった負担がのしかかります。特に雪の多い札幌市南区では、早めの対応がご家族の安心につながります。「まだ大丈夫」と思わず、できるだけ早く選択肢を検討することが、結果的に負担を減らす近道です。
空き家のことでお困りの際は、介護と不動産の両方に詳しいSMILIAへご相談ください。あなたとご家族に合った解決策を、親身になって一緒に考えさせていただきます。
