「特別養護老人ホーム(特養)に申し込んだけれど、何百人待ちと言われた」——そんなご相談をよくいただきます。入居まで数年かかることもある中で、空き家となるご自宅をどうするか。今回は介護と不動産の両面からわかりやすくお伝えします。
そもそも特養の入居待ちはなぜ長いの?
特養(特別養護老人ホーム)は、費用が比較的安く、終身で入居できるため人気が高い施設です。その分、申し込みが集中し、地域によっては「数十人〜数百人待ち」という状況も珍しくありません。
特養は原則として「要介護3以上」の方が対象で、緊急性の高い方から優先的に入居できる仕組みになっています。そのため、申し込んだ順番どおりに入れるとは限らず、いつ入居できるかの見通しが立てづらいのが実情です。札幌市南区でも同様の傾向があり、「申し込んで安心」ではなく「待っている間をどう過ごすか」が大きな課題になります。
入居を待つ間、ご自宅はどうなる?
ご本人が施設や病院、あるいはお子さんの家などで暮らすことになると、住み慣れたご自宅が空き家になります。ここで見落とされがちなのが、空き家にも費用がかかり続けるという点です。
- 固定資産税(毎年かかる税金)
- 火災保険や電気・水道の基本料金
- 庭木の手入れや雪かきなどの管理費用
特に札幌市南区は積雪が多く、澄川エリアでも冬場の除雪は欠かせません。誰も住んでいない家でも雪下ろしや玄関前の除雪をしないと、屋根や配管を傷めてしまうこともあります。「空き家だから何もしなくていい」ではなく、むしろ手間と出費がかさんでしまうのです。
待っている間にできる3つの選択肢
入居までの期間をどう考えるかによって、ご自宅の活かし方が変わってきます。主に次の3つが考えられます。
1. そのまま維持して管理する
いずれ戻る可能性がある、または思い出を大切にしたい場合。ただし前述の費用と管理の手間が続きます。遠方に住むお子さんが管理するのは負担が大きくなりがちです。
2. 賃貸に出して家賃収入を得る
入居費用の一部に充てられるのがメリットです。ただし入居者募集やメンテナンスなど、貸主としての責任も生じます。
3. 売却してまとまった資金にする
特養は入居後も月々の費用がかかります。ご自宅を売却してその資金を医療・介護費に充てれば、ご家族の負担を大きく減らせます。「戻る予定がない」と決まった場合には有力な選択肢です。
介護と不動産、両方を見て決めることが大切
ご自宅をどうするかは、実は不動産だけの問題ではありません。「そもそも特養以外に良い選択肢はないのか」「介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のほうが早く入れて合っているのでは」といった、介護の視点とセットで考えることが後悔しないコツです。
ハウスドゥ澄川では、代表の髙嶋裕紀が介護施設の経営も行っているため、施設選びのご相談と、ご自宅の活用・売却のご相談をワンストップで承れます。「まず介護の見通しを立ててから、自宅のことを一緒に考える」——この順番だからこそ、ご家族全員が納得できる答えにたどり着けます。
まとめ
特養の入居待ちが長引く中、空き家となるご自宅の管理費用や雪の問題は、想像以上にご家族の負担になります。維持・賃貸・売却のどれが最善かは、介護の状況とあわせて判断することが何より大切です。
札幌市南区・澄川で「特養を待つ間、自宅をどうしよう」とお悩みの方は、介護と不動産の両方に詳しいハウスドゥ澄川へご相談ください。ご家族の状況に合わせて、いちばん安心できる進め方を一緒に考えます。