親御さんが介護施設へ入居されると、残された実家をどうするかという大きな課題に直面します。「荷物の処分はどこから手をつければ?」「売却のタイミングは?」そんなお悩みを、介護と不動産の両方に詳しい私たちが、わかりやすい手順でご説明します。
まずは「実家をどうするか」の方針を決めましょう
親御さんが施設に入居されたあと、空き家になった実家について最初に考えるべきは「売却するのか」「残して管理するのか」という大きな方針です。
残しておく場合、固定資産税や火災保険、庭木の手入れや冬場の雪対策など、思った以上に維持費と手間がかかります。特に札幌市南区は積雪が多く、誰も住んでいない家でも雪下ろしや除雪が必要になり、放置すると屋根や設備の傷みにつながります。
一方で、親御さんが施設で長く暮らすことが決まっている場合は、早めの売却を検討される方が多くなっています。まずはご家族で話し合い、方向性を決めることが第一歩です。なお、親御さんご本人の意思確認ができるうちに相談しておくと、後々の手続きがスムーズになります。
荷物の処分は「分ける」ことから始める
いざ片付けを始めると、長年の思い出が詰まった家財の多さに圧倒されてしまう方がほとんどです。無理に一度で終わらせようとせず、次の3つに分けて進めると落ち着いて作業できます。
- 残すもの:施設で使う身の回り品、大切な写真や思い出の品、重要書類(通帳・権利証・保険証券など)
- 譲る・リサイクルするもの:まだ使える家具や家電。地域の方やリサイクル業者へ
- 処分するもの:壊れた家具や不要な日用品など
特に注意したいのが、通帳や不動産の権利証といった重要書類です。処分品に紛れてしまうケースが非常に多いため、最初にまとめて確保しておきましょう。大量の不用品は、札幌市の粗大ごみ回収や専門の遺品整理・生前整理業者を利用すると負担が軽くなります。
売却の具体的な手順を知っておく
荷物の整理と並行して、売却の準備も進めていきます。大まかな流れは次のとおりです。
- 不動産会社に査定を依頼し、売却の見込み価格を知る
- 売却方法(仲介か買取か)を決める
- 媒介契約を結び、販売活動を開始する
- 買主が決まったら売買契約・引き渡し
ここで気をつけたいのが、親御さんご本人が契約者となる点です。認知症などで判断能力が難しくなっている場合は、「成年後見人」という制度を利用しないと売却できないことがあります。これは家庭裁判所を通じて、ご本人に代わって財産を管理する人を立てる仕組みです。時間がかかるため、早めの相談が安心につながります。
介護と不動産を一緒に相談できる強み
施設入居にともなう実家の売却は、「介護の事情」と「不動産の手続き」が複雑に絡み合います。施設の費用計画と売却のタイミングを合わせたい、荷物の処分と売却を同時に進めたい——そうしたご要望に、別々の窓口で対応するのは大変です。
私たちSMILIAは、代表の髙嶋裕紀が介護施設の経営も手がけており、介護と不動産をワンストップでご相談いただけるのが特徴です。澄川をはじめ札幌市南区にお住まいのご家族から、「施設の相談も家の相談も一度にできて助かった」というお声を多数いただいています。
まとめ
親御さんの施設入居にともなう実家の対応は、①方針を決める、②荷物を3つに分けて整理する、③売却手順を進める、という流れで考えると見通しが立ちやすくなります。重要書類の確保や、ご本人の判断能力がある早めの時期に動き出すことが成功のカギです。
実家の売却や荷物の処分、そして介護に関するお悩みまで、どうぞ一度SMILIAへご相談ください。澄川の地域事情に精通したスタッフが、ご家族に寄り添って丁寧にサポートいたします。
