「親が認知症と診断されたけれど、どこで暮らすのが一番安心なのだろう」——そんなお悩みを抱えるご家族は少なくありません。今回は、認知症の方が家庭的な環境で暮らせる「グループホーム」について、その特徴や費用の目安を、わかりやすくご説明します。
グループホームってどんなところ?
グループホームは、正式には「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれる施設です。少し難しい名前ですが、簡単に言うと「認知症のある方が5〜9人ほどの少人数で、スタッフの支援を受けながら一緒に暮らす、家庭的な住まい」のことです。
大きな病院や大規模な施設とは違い、まるでご自宅のような雰囲気の中で生活できるのが特徴です。入居される方は「ユニット」と呼ばれる小さなグループに分かれ、顔なじみのスタッフや仲間と過ごすため、環境の変化に敏感な認知症の方でも落ち着いて暮らしやすいと言われています。
調理や掃除、洗濯といった日常の家事も、できる範囲でご本人が参加します。「できることは自分でやる」ことで、その方が本来持っている力を保ち、いきいきとした毎日につなげていくのです。
グループホームならではの3つの特徴
グループホームには、他の施設にはない魅力がいくつもあります。代表的なものをご紹介します。
- 少人数で家庭的:大人数の中では緊張してしまう方も、少人数だと安心して過ごせます。スタッフとの距離も近く、一人ひとりに合わせた声かけが受けられます。
- 認知症ケアの専門性:スタッフは認知症への理解が深く、その方の気持ちに寄り添った対応を心がけています。急な不安や混乱にも落ち着いて対応してもらえます。
- 地域とのつながり:グループホームは「地域密着型」の施設です。そのため、原則としてその市区町村にお住まいの方が対象となり、住み慣れた地域で暮らし続けられます。
「住み慣れた場所で」という点は、認知症の方にとってとても大切です。慣れ親しんだ景色や生活リズムを保てることが、心の安定につながります。
気になる費用はどのくらい?
ご家族が最も気にされるのが費用面かと思います。グループホームの費用は、大きく分けて次のような内訳になります。
- 家賃・食費・光熱費など:施設によって幅がありますが、月におよそ10万〜15万円程度が目安です。
- 介護サービス費:要介護度によって決まり、介護保険が適用されるため自己負担は1〜3割です。
- その他:おむつ代や日用品、医療費などが別途かかる場合があります。
これらを合わせると、月額の総額はおおよそ13万〜18万円程度になることが多いです。ただし、地域や施設の設備、居室の広さによって変わりますので、必ず個別に確認することをおすすめします。所得に応じて負担が軽くなる制度もありますので、あわせて調べておくと安心です。
札幌市南区・澄川で探すときのポイント
私たちの拠点である札幌市南区の澄川エリアは、地下鉄南北線が通り交通の便がよく、緑も多い落ち着いた住宅街です。ご家族が面会に通いやすい立地かどうかも、施設選びの大切なポイントになります。
また、グループホームは地域密着型のため、澄川周辺にお住まいの方であれば、これまでの生活圏を大きく変えることなく入居を検討できます。冬の雪が多い札幌では、通いやすさや除雪状況なども見ておくと安心ですね。
施設を選ぶ際は、実際に見学して雰囲気を感じることが何より大切です。スタッフの表情や入居者の方々の様子、食事の内容などを、ぜひご自分の目で確かめてみてください。
まとめ
グループホームは、認知症の方が少人数の家庭的な環境で、専門的なケアを受けながら安心して暮らせる住まいです。費用の目安を知り、住み慣れた地域で通いやすい場所を選ぶことが、ご本人にもご家族にも納得のいく選択につながります。
ハウスドゥ澄川は、代表自身が介護施設を運営しており、「介護」と「不動産」の両面からご相談をお受けできるのが強みです。施設選びやご実家の今後についてお悩みの際は、ぜひお気軽にハウスドゥ澄川へご相談ください。地域に根ざしたスタッフが、あなたとご家族に寄り添ってサポートいたします。